第67回国立病院総合医学会 参加報告

第67回国立病院医学会シンポジウムの報告

 

 平成25年11月9日に開催された第67回国立病院総合医学会に参加しました。

用件は、シンポジストとして『摂食・嚥下・栄養障害~病院から在宅へ』セッション発表です。

まず、指宿から金沢へのアクセスで苦労しました。福岡空港から小松空港へ飛行機を利用したのですが、ほぼ全席学会参加者の様子でした。あちこちで「どうもどうも。。。これはこれは。。。」と挨拶が弾んでいました。   

私は早朝からの移動もありましたが、素晴らしいスピーチを準備すべく空港でも口頭でパソコン相手にブツブツ準備をしていました。。。気味悪がられて誰も近寄らない中、あるOTが話しかけてくれて周りが学会参加者ばかりである事にようやく気付きました。恥ずかしいたりゃありゃしないでした。

 金沢市内に到着すると大変驚きました指宿に比べてかもしれませんが。。。大都会でした。久しぶりの都会に驚き満喫しようと考えました。しかし、セッションは、次日の夕方ですので喜べませんでした。宿に荷物を預け早速会場へ。オーケストラなどがされる石川県立音楽堂でした。3階まで座席があり満席になると1560座席です。エライ大きな発表の場でした。(実際は、かなり参加人数が少なかったです。)

夕方からの理学療法協会 総会に参加し、お宿で海鮮丼を堪能し(ボリュームがあり、醤油も鹿児島と同じで甘口で大満足でした。)、温泉に入り素早く寝ました。

 

 セッション当日となりました。一時間前に座長と他シンポジストと事前打ち合わせがあり、鹿児島土産の『かるかん』と『伊集院まんじゅう』で心を鷲摑みにして打ち合わせに望みました。それぞれの現状を報告し、座長がまとめていきました。大変リラックスした雰囲気で進みましたが、シンポジウムとしてどのように結論付けるかについて深く決定出来ずに本番となりました。

私の役目は、病院での運動、栄養管理などの基礎と問題提起でした。9月に事前に九州理学・作業療法総会で報告の機会を頂いていたので十分な訂正が出来ました。会場を見渡すと九州ブロックの先生方が拝見しておられ、緊張が柔らぎ、発表時間から大きく逸脱することなく報告を終えました。

会場全体としてフロアからの質問は個人、全体としても残念ながらありませんでした。座長が、展望などについてシンポジストへ投げかけ、答えていく形式で総合討論が行われました。

病院から在宅へのテーマでしたので在宅の現状や在宅でPEGなどから経口摂取に切り替えられるか、シンポジスト自身の地域で在宅医療では、摂食・嚥下・栄養障害がどのようになっているかなど病院医療より在宅医療についての質問や検討が多くされました。在宅医療の第一線で臨床に望んでいる医師に『時間をかけると経口摂取出来る事や在宅生活が継続出来るか不安なケースも案外大丈夫な場合も多いです。是非頼って在宅医療に対象者さんを戻して下さい。』と満面の笑顔で言われた答えが印象的でした。

医療では栄養障害についてリハビリ職種も中心となり在宅へ情報発信をしていくこと(情報提供書や現状の栄養管理に至った点や予想される事について)がまとめられ、在宅医療の現状を病院医療従事者へもっと発信し、相互理解を深めていくことで討論が幕を閉じました。シンポジウムに参加された人数が少なかった事が私の唯一の心残りでありました。

座長、シンポジストの方々と共にセッションが無事に終えたことを喜び、今後もリハビリと栄養に対する分野での再会を誓い2月から進めていた今回のシンポジウムが終わりました。

学会後も九州ブロックの先生にご鞭撻を頂いたり、帰りの新幹線では、新大阪まで九州医療センターのリハビリスタッフの方が気さくに旅をお付き合いして頂いたり充実した学会でした。

最後に今回のシンポジウムまで導いて頂いた九州ブロックの先生方に感謝申しあげます。

            

            報告者:NHO指宿医療センター 伊集院万人