チームワークを高めよう!

 

 

国立病院理学療法士協議会  

九州部会会長 梶原 秀明

4月に発生した熊本・大分を中心とした地震により、自宅や実家に大きな被害を受け、不便な生活を余儀なくされておられる会員の皆様もおられます。心からお見舞い申しあげます。まだ地震活動は落ち着いておらず不安な生活は続きますが、一日も早い普及を祈ります。

暗い話題ばかりではありません。先日閉幕したリオデジャネイロオリンピックでは、日本人の活躍が光りました。過去最高の41個のメダルを獲得することができました。水泳・体操競技のメダル獲得に日本中が湧くなか、女子レスリングの終了間際の逆転金メダルや、男女卓球、女子バドミントン、男子テニスと長時間に及ぶ熱戦を制したメダル獲得もありました。中でも私が最も感動したのは陸上男子400mリレーでの見事なバトンパスでの銀メダルです。100mのファイナリストが一人もいないチームがあのチームワークで世界を驚かせたのです。

足元を見直すと、リハビリテーション科では、徐々に大所帯となる職場において複数の資格を持った職種の集まりならではの問題も起こりやすくなっています。現在、作業療法士協議会、言語聴覚士協議会と共同し、「職場環境を考える会」という組織を発足させ、今後活動を始めようとしているところであります。チームワークを高め、職場の基礎をしっかり固め、来るべき2025年問題、そして厚生労働省が策定する「保健医療2035」に向け対応していきたいと思います。

さて、今回の診療報酬改定では目標設定等支援・管理料、退院後訪問指導の新設や、退院支援看護師の配置による加算算定の開始など、より適切な病床の使用や早期の在宅への移行を急速化させる動きが顕著となっています。その波に対応するためには職場環境が強固なものでないといけません。現スタッフにもそして今後夢を持って入職してくる後輩たちのためにも未来のある職場を作っていきましょう。